夢をかなえた自分って?
カウンセリングを学ぶ講座の中で、
「夢をかなえた自分になりきる」というワークを行いました。
夢をかなえた未来の自分として、
ある1日を具体的に想像し、インタビューに答える——
そんな内容のワークです。
・どんな形で収入を得ている?
・朝は何時に起きて、どんな1日を過ごしている?
・仕事と家庭のバランスは?
・家族との関係は今とどう違う?
・どんな場所で、どんな人たちと関わっている?
とても前向きで、ワクワクしそうな問いのはずでした。
けれど私は、
そのインタビューに、うまく答えることができませんでした。
「理想はあるのに、言葉にできない」
「こうありたい」という想いは、確かにあります。
でも、それを具体的な言葉や情景として描くことができなかったのです。
頭が真っ白になる感覚。
「本当に私は、そこに行きたいと思っているのかな?」
そんな戸惑いもありました。
そして、ふと思ったのです。
——これって、悩みを抱えている方がよく感じている感覚と、とても似ているな、と。
夢をかなえた自分と、今の自分をつなぐもの
夢をかなえた未来の自分と、今の自分。
その2つをつなぐのは、特別な才能でも、大きな決断でもなく
「今この瞬間を、どう生きるか」なんだと思います。
人は、想像できたことは叶えられる。
よく聞く言葉ですが、
想像すること自体が難しい時期も、確かにあるのです。
だから私は、
「明確な夢を描けない自分」を責める必要はない、と思っています。
今はまだ霧の中でもいい。
それでも、足元の一歩は踏み出せるから。
私がカウンセラーとして大切にしたいこと
私はこれまで、
たくさんの遠回りや、苦い経験をしてきました。
だからこそ、
同じように「生きづらさ」を抱えている方に伝えたいのです。
- 今のままのあなたで、十分だということ
- これまでの経験は、どれもあなたの大切な資産であること
- つらい過去も、これからの人生や仕事に活かせること
「変わらなきゃ」ではなく、
「すでに持っているものに気づく」こと。
それが、人が前に進むための土台になると、私は信じています。
横に並んで、少しずつ進むカウンセリングを
私がしたいのは、
誰かを引っ張ることでも、答えを与えることでもありません。
出会ってくださった方と、
横に並んで、同じ目線で、
一緒に考えながら少しずつ前に進んでいくこと。
生きづらさを抱える人が、
自分や周りの人を少しずつ信じられるようになり、
自分の中にある「素敵な力」を思い出して、
それを社会の中で活かしていけるように。
そんなサポートができたらと思っています。
未来の自分を、遠くに置かない
未来の夢をかなえた自分を、
遠い理想像として眺めるのではなく、
「隣にいる存在」として感じながら、今日を生きる。
今この瞬間にできることを、精いっぱいやる。
それが、いつか振り返ったときに
「あの時の一歩が、今につながっていた」と思える日を連れてきてくれる。
そう信じて、
私はこれからも、一人ひとりと丁寧に向き合っていきたいと思っています。


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