出会いは偶然。その出会いに意味を与えるのは自分
人生には、思いがけない出会いがあります。
最初はただの偶然に見えるもの。
けれど振り返ったとき、 「あの出会いがあったから今の自分がいる」
そう感じる瞬間が訪れることがあります。
アドラー心理学は、 人生を決めるのは過去ではなく「これからどう生きるか」だと教えてくれます。
偶然の出会いもまた、 自分の選択によって、運命に変えていけるのです。
たまたま入った会社の同僚、趣味の学び場での友人関係、
夫婦だって、もしかしたら「偶然」が重なって関係が生まれているということもあるかもしれないですよね。
今回は、私がアドラー心理学と出会い、ともに学んだ仲間について
思いを馳せながら記事を書いてみたいなと思います。
温かく、そして誠実な学び――アドラー心理学
アドラー心理学は、とても温かい心理学です。
人は誰でも、 より良く生きたいと願う存在だと信じています。
同時に、とても誠実でもあります。
自分の生き方や人との関わり方を、 丁寧に見つめ直すことを求めてきます。
自分のライフスタイルに気づく過程は、 決して楽なものではありませんでした。
「これまでの選択」や「無意識の癖」に向き合うことは、 ときに胸が痛む作業でもあります。
一人では越えられなかった壁
私は、自分を変えたくて、とことん向き合いました。
もっともっと幸せに生きていくために、「生きづらさ」を卒業しようと決めたからです。
ときには折れそうになることもたくさんありました。
それでも、向き合い続けることができたのは、 仲間の存在があったからです。
弱さを見せても大丈夫。
うまくできない日があっても大丈夫。
そう思える空気が、仲間との間にはありました。
自分では自分を信じきれないときに、 「あなたには乗り越える力がある」と 静かに信じてくれる人がいる。
自分以上に、自分のことを信じてくれる人がいたんです。
そんな仲間がいるという安心感は、 人が前に進むための大きな支えになります。
勇気は、関係性の中で育つ
アドラー心理学が大切にするのは、 人は関係性の中で勇気づけられる存在だという視点です。
勇気とは、 無理に強くなることではありません。
完璧であろうとすることでもありません。
「失敗しても、また選び直せる」
「自分の人生を、自分で引き受けていい」
「自分は誰かのことを支える力がある」
「完璧ではない、何者でもない自分を受け入れよう」
そう思える心の力です。
その勇気は、 安心できる人間関係の中でこそ育っていきます。
そして、その安心できる人間関係は、
自分の手で作れるということを知ってください。
さまざまな人や出来事との出会いを、
「たまたま」で終わらせるのではなく、
「ここから自分をどう活かせるだろう」
「相手とどう関わっていけるだろう」
と立ち止まって考えてみること。
その積み重ねが、偶然の出会いを、意味のあるものに変えていくのだと思います。
これからも続く、人生の課題
人生には、 仕事、家庭、人間関係など、 さまざまな課題(悩み)が訪れます。
迷うとき、立ち止まるとき、 心が折れそうになるときもあるでしょう。
そんなときは、 自分を信じてくれる「仲間」の存在を思い出してください。
自分以上に、 自分の可能性を信じてくれる眼差しがあることを―。
自分を信じられない日があっても、それでいいのです。
誰かに信じてもらえた経験は、
あなたの中で、静かに生き続けています。
そうして自分の中に育った「勇気の芽」は、
ずっとずっと心をあたたかくともしてくれるはずです。
心が温まると、人は誰かを勇気づけられる
心がふっくら、まんまるに温まると、 人は自然と、誰かに勇気を分けられるようになります。
まずは自分を大切にすること。
自分の人生を楽しむと決めること。
その姿そのものが、 周りの人にとっての勇気づけになります。
偶然の出会いを、あなたの力に
もし今、 生きづらさや迷いを抱えているなら。
一人で抱え込まなくて大丈夫です。
人は、心の中に勇気が育てば、 何度でも立ち上がることができます。
偶然の出会いを、 人生を支える力に変えていく。
その一歩を、 一緒に歩んでいけたらと思っています。


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